子役オーディション攻略法！合格への近道はこれだ

笑顔の作り方

審査時には、どんなお子さんでも「満面の笑顔」が良いわけではありません。たとえば「眼差しが印象的」な子は笑い過ぎないほうが、印象が強く伝わります。気持ちを込めたいからと、大きく笑って目を細くすると、みんな同じような顔にみえてしまいます。

笑顔にも沢山の種類がありテーマや顔立ちに合った表情を適切に選択し、自分一人でも出来るように繰り返し練習して、ちょうど良い笑顔になるので理想です。

直ぐにいい笑顔が出来なくても、練習を繰り返していけば、徐々に硬さが取れていい表情になっていきます。

そうすれば、初めてのオーディションや大きなオーディションでも合格することが出来るようになります。

性格に合わせる

活発な子、優しい子、内気な子、などキャラクターは様々です。だから各々の性格や特徴にあったアプローチでいい表情を引き出します。

上手く出来たら褒め、直す個所は具体的に教えて、直します。そうすれば徐々に人を感動させるような表情をつくり上げられるようになります。

どんな子でも、出演したい、やってみたい、など積極的な気持ちがあれば「良い表情をつくる力」になるでしょう。

テーマに合わせた服装

オーディションの内容や撮影の目的に合わせて決定しましょう。舞台とメディアでは適した服装が異なるので子供服のコーディネート力が必要になります。

舞台、ミュージカルのオーディションではダンスの実技審査も想定できるため、動きやすい軽装の準備が必要です。女子はレオタードやTシャス、男子はＴシャツ、タンクトップをおすすめします。

一方、テレビなどのメディア系なら女子はブラウス＋ミニスカート、男子はシャツ＋ロングパンツで、モダンなコーディネートを意識すると良いでしょう。

撮影日指定があるケース

子供のオーディションは「応募用写真の撮影日」を指定するケースが多くあります。たとえば「募集日から3か月以内に撮影」したバストアップと全身写真というかたちです。

これは小学生以下のキッズは成長が早いので近々に撮った写真でなければ身長、髪形、顔立ち、が変化してしまい「審査が出来ない」との理由があります。

そこで効率的な時期に撮影するのがポイントになります。理想的にはカメラマンの撮影で「3カ月おき」の撮影です。

これだとおおよそのオーディションにプロが撮影した写真を提出することができ「一次審査通過率」は高くできます。この頻度が難しい場合は、出演したい演目の「1カ月以内」に撮影しましょう。

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舞台、ミュージカルのオーディション

ミュージカル、舞台系の子供のオーディション募集は5歳～12歳頃までが多く、この時期が大きな出演のチャンスになります。

出演すればキャリアとなり次のオーディションに有利に働くため、一つ一つのオーディションを丁寧に受けて合格に繋げて行く努力が大切です。それはお子さんの将来のチャンスを拡大することに繋がります。

子役同士の身長バランスや大人の俳優とのバランスが考慮されるので「年齢と身長制限」がつきものです。そのため制限をクリアできるケースでのみ応募資格が得られることになります。
今現在の容姿を見せるために「近々の写真」を提出します。但し1か月前に撮ったらかと「ロングヘアからショートヘアに変えたり、日焼けで真っ黒になった」など大きな変化があれば新たに撮影しないと時間の無駄になります。

モデル、メディア系のオーディション

モデル、ドラマ、リポーターなど、テレビや雑誌の出演をメインに考える場合、ミュージカル系とは異なる点が幾つかあります。

舞台上の演技はステージに近い客席から、遠い2階席まで全てのオーディエンスに演技を見せる為に動きを大きく誇張するのに対して、テレビなどのスクリーンや雑誌を介して観る、メディア系なら、大きな動きは馴染まず、自然な動きにします。

大きなポージングは不要でシンプルでファッショナブルさを意識します。笑顔もやや抑えめにしてナチュラルスマイルを目指します。

シンプルでモダンなイメージをつくります。女子ならトレンドを取り入れたワンピーズや、襟元や袖にフリルやタックあるブラウスにミニスカートを合わせます。

まとめ

子役のオーディションは「プロフェッショナル」であることが欠かせません。落ち着いた挙動、いい笑顔、洗練された歌とダンス、ができるようにレッスンを繰り返しましょう。

応募ではプロカメラマンが撮影したオーディション用の写真で、お子さんの魅力を引き出して他の競争相手との差別化しましょう。

それが合格への近道になるでしょう。